一寸先は闇(ちょと意味が違う)
岩内から蘭越・寿都にかけては、雷電山の山裾がそのまま海に落ち込んでいるような地形なので、国道 229 号(雷電国道)もトンネルだらけ、です。そして行く手にはこんな不穏な情報も。あーあ、ついに警報ですよ(2010/8/12 時点)。日本海に台風も来ていると言いますし、前途多難ですね……。
Perche poi...
海沿いの旧道を放棄して、大胆にも 3,570 m のトンネルで抜けるルートを選んだこのあたり。この新「雷電トンネル」は、岩盤の安定したところを探してか、わざわざ山手にカーブしていきます。「雷電トンネル」の次は「弁慶トンネル」です。
「弁慶」と聞くと、「おおここにも義経伝説が」と考えてしまいたくなるのですが、道内各所の「弁慶」の多くは、アイヌ語の penke(「川上の──」)が起源だったりするので要注意です。
通・行・止!?
蘭越にやってきました。とりあえず先を急ぐことにしたのですが、するとさらに不穏な掲示が……。
「島牧村原歌・栄浜 大雨の為 通 行 止」とあります。……まぁ、こんな案内が出ていても、現地に行ってみればふつーに通行できるケースも良くあります。まぁ、ダメだったら引き返せばいいだけのこと。とりあえずまっすぐ行きましょう。
さめとりま!
寿都町の「鮫取澗」というところにやってきました。そのまま「さめとりま」と読むみたいですが、これも何かから転訛した地名かもしれません。後のお楽しみとしておきましょう。このあたりはちょっとした海岸段丘のような地形で、面白いことに集落は丘の上にあります。
電柱しか見えませんね……。
晴れてきた!
寿都町「種前」から「歌棄」に抜ける「種前トンネル」です。よーく見ると、右側に以前使用していたと思しきトンネルも見えますね。国道 229 号は大半のトンネルが作り直されている、という印象があります。
「歌棄」から「寿都」に抜けた頃には……
この清々しい青空! やっぱ北海道はこうじゃなきゃいけませんよね!
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