2011年3月28日月曜日

北海道・東北の旅 2010/夏 (86) 「思い出のヤリキレナイ川」

「三航北国日誌」第 86 回です。86 回もやっていますが、実はまだ 5 日目の内容だったりします(←

めざせモスクワ!じゃなくて、札幌!

というわけで、夕張駅を後にして、次は札幌!を目指します。分水嶺を 400m くらいのトンネルで抜けると、
あとは快適なバイパスをひたすら降りていくだけ、です。

由仁町と言えば……

さて、夕張の西隣の街は「栗山町」です。そして、その「栗山町」の西隣が「由仁町」です。由仁町と言えば……
そう。言わずと知れた(←)「ヤリキレナイ川」です(2010 年 5 月撮影)。河川としてはとても小規模であるにも拘わらず、このような立派な看板が用意されているところに道庁の良心を感じるわけですが……、ところが!
この、絶妙の駐車スペースが、なんとガードレールで封印されてしまいました!(泣) これこそ本当のやり切れない思いです!(←

ヤリキレナイ川のおもひで

ほんの 3 ヶ月前は、こんな風に、
ちょうどおあつらえ向きの駐車スペースになっていたんですが……。これじゃあ本線にはみ出る形で停めるしかないじゃないですか!(停めなければいいと思うよ) 道庁の良心も今は昔です(←

まっすぐな道に気をつけろ!

そんなわけで、まさに「やり切れない」気持ちを胸に、札幌に向かいます。ナビが指示してくれたこちらの道、地図で見てみるとご覧の通り、まっすぐな一本道です。これを北から南に向かったのですが……。


実際は……
なんと、スパ・フランコルシャンの「オー・ルージュ」を彷彿とさせる「壁」が立ちはだかります。そして、坂を登り切った頂点での視界はと言うと、
仮に、数十メートル先にトラクターが走っていたとしても、これじゃあ見えないですね……。

そして、再び下り坂になるのですが、
さりげなくこんな標識が。
「10%」の下り坂です。即ち、10 メートル進むごとに 1 メートル落下するという、そんなレベルでのめちゃくちゃ急な下り坂です。そして、その下り坂の先はと言えば……
そう、まさかの T 字路です。これ、路面が凍結でもした日には大変なことになりますよね。手前に踏み切り板を設けておけばそのままスキージャンプを開催できそうな勢いです。地元の方は十分ご存じなんでしょうけど、土地勘の無い人が迷い込んだら大変なことになるなぁ、と思ったのでした。

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