2011年2月17日木曜日

北海道・東北の旅 2010/夏 (62) 「『洞窟が・そこにある・所』は無かった」

「三航北国日誌」第 62 回です。本日は、久々に実用的な話題満載(←)でお届けします。いや、本当に実用的なのはごく一部だけですが……。

作業服は「寅壱」、向かうは「幾寅」

「かなやま湖畔駐車公園」を出発して、「幾寅」方面に向かいます。
車窓から眺める「かなやま湖」の姿、です。
ここは道道の筈ですが、相変わらず快適な道が続きます。
なんだか、夏の空と秋の空をミックスしたような感じですね。

「ワーレントラス橋」に見る構造計算の実際

このまま「かなやま湖」の北側を進んでいけば国道 38 号に出るのですが、より眺めの良さそうなこちらのルートに変更……。
このワーレントラス橋は「鹿越大橋」と言うのだそうです。この橋で「かなやま湖」を渡ると、幾寅(いくとら)まではもうすぐです。
木立の中の、さわやかな道を進みます。

poru-oma-i か?

幾寅にやってきました。
ちなみに、このあたりは「南富良野町」と言うのですが、最寄り駅の名前は「幾寅駅」と言います。この「幾寅駅」ですが、

  • 駅舎は映画『鉄道員(ぽっぽや)』の撮影のため立派な木造駅舎に改装されている。映画の中では石炭輸送路線終端駅の「幌舞駅」として登場。映画のロケーションのため改装され、2005年に廃車となったキハ40 764号気動車(ぽっぽや号。映画ではキハ12 23として登場)車体の一部分が、駅前に設置された。
  • 待合室には映画撮影関連の写真等が展示され、多くのファンが訪れる。
(Wikipedia 日本語版「幾寅駅」より引用)
なのだそうです。んー、せっかく近所まで行ったんだし、立ち寄っておけば良かったですねー。ちなみに現実には「幌舞」という地名は存在しない筈ですが、あえてアイヌ語風にしてみると poru-oma-i あたりの解釈が考えられそうです。意味は「洞窟が・そこにある・所」?

樹海峠

国道 36 号に合流した後は、「樹海峠」を越えて富良野に向かいます。
これは「西達布」のあたりですが、逆光が眩しいですね。おや、前の方になにやら変なものが……(←
ちなみに、このあたりです(←


このあたりでは、なにやら写真をネタにしたキャッチセールス(←)が横行しているっぽいので、くれぐれもドライバーの皆さんはお気をつけください(笑)。

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