2010年11月22日月曜日

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北海道・東北の旅 2010/夏 (5) 「白帯、青帯、そして赤帯」

 

「三航北国日誌」第 5 回です。さて、北国の話題に入るのはいつでしょうか?(←

バリアフリーと交通安全

せっかく来たので……ということで、「加悦 SL 広場」をちょいと見て回ります。さぁ、行きましょう。
この坂道ですが、国道 176 号を渡るための橋からの下り坂です。「道の駅」は高台の上にあるので、地形を活かして、国道とは立体交差で超えられるようになっています。安全な設計です。

右から読みましょう

なにやら、これまた古そうな車両が出てきました。
等  三」「物 荷」そして「掌車」と書いてありますね。荷物用の扉の幅が広いのに素直に感心してしまいます。この貨客車は木造でしょうか。見た感じ、相当古そうに思えるのですが、とてもいい状態に保存されています。頭が下がりますね。

客車の前には蒸気機関車も連結されているのですが、手前の木が衝立代わりになってしまってよく見えません。

営業時間は午後 5 時まで

「加悦鉄道資料館」という建物が見えてきました。
中に入って見てみようと思ったのですが、
残念ながら、営業時間は午後 5 時まででした。

というわけなので、旧・加悦駅から移設したという木造駅舎を外から見てみましょう。
シンメトリーで、小ぶりながらとても立派な建物ですね。

白帯、青帯、そして赤帯

別の「三等車」と「蒸気機関車」も展示されていました。
当時(いつ?)の国鉄には「一等車」「二等車」「三等車」があり、それぞれ「イ」「ロ」「ハ」の記号が与えられていました。その後、いつしか「一等車」は全廃され、「二等車」が「グリーン車」になって今に至ります。

三等級制だったころは、一等が「白帯」、二等が「青帯」、そして三等が「赤帯」でした(写真の三等車にも赤いラインが描かれていますね)。ただ、この「赤帯」は「塗料が高い」という理由で真っ先に廃止されたと言います。赤色は褪せるのも早いので、手間も多くかかったのだと思います。

「加悦 SL 広場」には、他にも面白いものがいくつか保存されているので、また明日以降にでも……。

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