トイレは?
例によって例のごとく、二日目は水回りの話題を。バス・トイレのサイズはふつー(?)よりちょっと広めです。閉所が苦手な人でもこれなら大丈夫でしょう。
トイレの水タンクの上に、歯ブラシなどがまとめて置かれています。
トイレのレバーはプッシュタイプ。何となく高級に思えてしまうのはどうしてでしょう。
安いホテルでは、なぜかこのタイプを見かけないんですよねー。
バスは?
バスはご覧の通り。これならじゅーぶん足を伸ばせますね。
シャンプー・リンス・ボディシャンプーは独立したボトルタイプ。ちなみに POLA のものだそうです。
ホテルのシャンプーで、POLA とか SHISEIDO のものとかって、おそろしく脂が落ちる気がするのですが……いかがでしょうか? 社名を背負ってるだけあって気合いが入っているというか……。
Born in the U.S.A.
シャワーの水栓は、ご覧の独特なタイプです。「MOENTROL」と書いてあったので、ちょいと調べてみたのですが、どうやら MOEN というアメリカのメーカーの製品のようです。日本ではあまりメジャーでないタイプの水栓ですが、確かにあっち(どっち?)のホテルには良くあったような気がします。
参考までに使い方を記しておきますと、左右に回しても水が出るわけではなく、水温が変わります。手前に引っ張ると指定した温度のお湯が出てくる、という仕組みです。これ、日本人はなかなか直感で操作できないようです。やっぱり回すと水が出てくる、という観念が強いからでしょうか。
稚内名物「たこしゃぶ」
ちなみに、この日は夕食込みのプランでした。稚内は「たこしゃぶ」が有名なのだそうで……。冷凍タコを薄切りにしたものを「しゃぶ」する、という至極単純なものなのですが、これが意外と美味でして。その「たこしゃぶ」を夕食でいただいたのでした。場所も料理も良かったのですが、隣席の老婦人お二方の放談が煩かったのが大変残念でした。いや、本当に……。
バイキングはヤムワッカナイ
今回も朝食はバイキングで。なんでもバイキングで済ませようとする昨今の風潮?には微妙に批判的だったりもするのですが、稚内全日空のバイキングは悪くない(むしろ良い)です。二年前にも書いているのですが、まず水が冷たくて美味しくて……。「稚内」は、そもそもアイヌ語の「ヤムワッカナイ」が語源で、yam-wakka-nay は「冷たい・水・川」と言った意味の筈。水が冷たいのは「稚内」ならでは、ということになります。
それに、建物のデザインも良い、ということかと思います。南北に長い空間なのですが、出入り口は南側の一ヶ所のみで、つねにボーイさんの目が行き届いています。窓は東側で、港に停泊している船も見えた……筈です。天井も高く、圧迫感は皆無です。広すぎず狭すぎず、閉じられた空間が広がっているわけですが、そこもポイントが高いところでしょうか。
もちろん料理の質も合格点です。スクランブルエッグ with ベーコンとサラダをがっつりと頂いてきました。もちろん食後にコーヒーも頂きましたし、お口直しに冷たい水も……。ここで何かヘンだなとお思いの貴方、とてもいい勘をお持ちですね!
Rating
というわけで Rating です。やたらと褒めているのでさぞかし高評価なんだろうと思わせながら、意外と現実的に「★★★★・」(四つ星)で。また泊まりたいかと聞かれたら、「もちろん喜んで!」と答えます。www.bojan.net
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