「樺太」と言えば
さて、「開基百年記念塔・北方記念館」の話題を続けましょう。樺太と言えば、ソ連、ロシア帝国、そして樺太アイヌです(そうか?) そして、北海道や樺太の先住民はアイヌだけではありません。古くは「オロッコ」とも呼ばれたウィルタ、そして
「ギリヤーク」と呼ばれたニヴフなども、北海道や樺太の先住民と呼べる存在です。
ちなみに、大道芸人の「ギリヤーク尼ヶ崎」さんはニヴフ(ギリヤーク)では無いそうです。
「サンタン」については良くわからないのですが……。ググっても、ラシン・サンタンデールしか引っかかりません(←)。相変わらず降格寸前のところをウロウロしているようですね(←
交易民は間宮海峡を歩いて越えた
樺太は、宗谷海峡を挟んで北海道と、そして間宮海峡(タタール海峡)を挟んで沿海州と相対しています。なかでも間宮海峡は、現代でも冬期は徒歩で横断が可能(凍結のため)ということもあり、文化的にも大陸との繋がりが深かったと考えられます。これは「蝦夷錦」とありますが、もちろん相撲取りの名前ではありません(←)。これは清の時代のもので、樺太経由で日本各地に齎(もたら)されたもののようですね。
近くて遠かった場所、サハリン
これは……どこの写真でしょうか。説明文を見た限りでは、ホルムスク(かつての「真岡」)の写真かも知れません。奥に写っているフェリーは、日本のものですね。現・ハートランドフェリーのものかも知れません。
「未来への小包」
「開基百年記念塔・北方記念館」を出てすぐの所には、こんなものもありました。「未来への小包」とあります。かの「ハマタツ天皇」の名前が記されています。2029/7/1 以後に開封されるのだと思いますが、一体何が出てくるのでしょう。
残雪に注意
というわけで、再び車に乗り込み、札幌を目指します。路面は完全にドライなのでいいのですが、5 月でもまだ、結構な量の雪が残っていました。立山でも知床でもなく、ここは稚内市内なんですけどね……。
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