2010年3月31日水曜日

関西本線の旅~「胃が上野(!)編」(第 8 回)

未完星人アワー

渾身の連載(←)「ウゴ・チャベス編」も無事、フェードアウト気味に(←)終了しましたので、未完のネタを続けようと思います。それにしても「みかん」に対して一発で「未完」を出してくる ATOK に、微妙に感心している今日この頃だったりします。

いや、「蜜柑」という選択肢もあるよな、と。それだけですが。

胃が上野(!)

てなわけで、「お正月にローカル線『JR 関西本線』を旅してきました」という話題の続きをば。
というわけで、柘植駅からちょちょいと西に進むと、胃が上野駅に到着です。いや、伊賀上野駅に到着です。それにしても「胃が上野」って……。いきなり前言を翻すようですが、ATOK 2010 になってから、どうにもとんちんかんな変換が増えたような気もするんですよね。基本的には悪くないんですが、たまーに驚きの珍変換が出てくるような。2008 の頃はそうでも無かったんですけどねー。
車内に掲示されている運賃表です。伊賀と並び称される忍者の里である「甲賀」からは \400- のようです。意外と近いということですね。

ちなみに「甲賀」は「こうか」です(濁りません)。「こうが」と読んでいる人が多いのではないでしょうか。「茨城」「茨木」と同じく要注意です。
「胃が鉄道」、じゃなくて「伊賀鉄道」の車両です。もともとは「近鉄伊賀線」だったのが、分社化されて伊賀鉄道になった……ような記憶があります。地元自治体の出資も受けていたかも知れません。

学習効果とエラー訂正

その辺の真偽を確かめようとググってみたのですが……
まさかの学習効果(笑)。しかし、この痛恨の typo をちゃんとエラー訂正してくれる Google さんは素晴らしいと思います。

伊賀鉄道株式会社(いがてつどう)は、三重県西部を走る伊賀線を、2007年(平成19年)10月1日に近畿日本鉄道(近鉄)から引き継いで運営している鉄道事業者で、近鉄の連結子会社である。
(Wikipedia 日本語版「伊賀鉄道」より引用)
ということで、「分社化」という表現は正しいようです。地元自治体の資本がどの程度入っているのかな? と疑問に思ったのですが、伊賀市が 2 %、残り 98 % は近鉄が株を保有しているようです。

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2010年3月26日金曜日

「本線」という名の「ローカル線」(第 7 回)

びみょうにネタ切れなので……というか、最近きちんとネタを探していないような気もするのですが、まぁそれはさておき。

「本線」という名の「ローカル線」

かつての「関西鉄道」で、時は移ろい今では「本線」とは名ばかりの「ローカル線」になってしまっている「JR 関西本線」の乗車記のようなもの、を続けます。

「加太トンネル」(名阪国道にも同名のトンネルがあるのはご存じでしょうか?)を抜けると、左手に池が見えてきます。
これは「鴉山池」(からすやまいけ?)と言うのだそうですが、どうやら川の流れをせき止めて作った人工池のようです。

「酷道」という名の「国道」

そして、この写真のポイントは手前の道路なんですが……、これ、実は国道 25 号です。「旧道」ではありません。現役の「本道」です。二桁国道……かつての「一級国道」にしてこの有様というのは、他には例を見ないのではないでしょうか?
もちろん、国道の中にはこんなところもあるわけですが、まぁ、これは 300 番台ですからねぇ。

ニッポンの田舎は続く

JR 草津線との乗換駅である「柘植駅」に到着しました。
ご覧の通り、結構な数のお客さんが降りてゆきます。京都に出るには、ここから草津線に乗り換えて、滋賀県の草津まで行く方が早いので、大半が乗り換え客だと推測しますが……。

ちなみに、これを撮影したのは 1 月 2 日ですから、「田舎に帰っている」人の数は普段よりも多かった筈です。
ホームはご覧のような佇まい。どこか懐かしい感じでしょうか。

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2010年3月25日木曜日

セールスマーケティングの極意

バラマキ型マーケティング

家電量販店のチラシなんかだと、サラリーマンにボーナスが出た時期とか、あとは年度末あたりに、新聞折り込みなんかで無差別的にバラ撒かれるのが一般的だと思います。これは、「時期的に購買力のある人が多いだろう」とか、あるいは「時期的に買い換えの需要があるだろう」という、単純な想定のもとに行われているものだと思います。

購買履歴を活用したピンポイントマーケティング

Amazon.co.jp あたりだともう少し巧妙で、過去の購買履歴から「おすすめ商品」をピックアップしてくれます。これは、例えば「ギャグマンガ日和─増田こうすけ劇場(巻の1)」を購入したなら第二巻以降をオススメしてくれる、といった単純なものから、"After Forever" や "Nightwish" を買った人に "Epica" や "Delain" をオススメしてくれるといった、ちょいと気の利いたものまであります。まぁ、ハズレも少なくなかったりしますが(←

購買時期を特定したピンポイントマーケティング

一方、車のセールスなんかはもっと巧妙です。特に自家用車の場合、新車で購入して車検が切れる間際に乗り換える、というスタイルを続ける人も少なくありません。従って、新車を納車してから 2 年半ほど経つと、カーディーラーの営業さんから

「お車の調子はいかがですかー? あともう少しで車検の時期になりますねぇ。そうそう、今度の新車はなかなか凄いんですよ? なんと [TURBO BOOST] というボタンをプッシュするだけで車が飛んじゃうという、画期的な新機能がついてまして、ええ。それに、今回から全車 K.I.T.T.(キット)が標準装備になりまして。話相手にもなってくれますし、アクセルから足を離してもそのまま加速しちゃうという……凄い車なんです!」

なんて連絡が入ってきたりします(ちょと違う)。

セールスマーケティングの極意

結局の所、もっとも効果的なセールスマーケティングというのは、買ってくれそうな人にタイミング良くオファーを出す、ということに尽きると思うわけです。対面販売なんかだと、見る人が見れば一目瞭然だと言います。「この人は冷やかしで来ているだけ、でもあの人は買ってくれそう」なんて、店員さんもきっと内心で客を見定めていることでしょう。

通販におけるダイレクトメールによるマーケティング

一方、通販の場合は相手の顔は見えません。そのため、純粋に過去のデータから類推するしか無いわけです。古式ゆかしいマス・マーケティング的な手法を駆使するしか無い場合も多いでしょうが、リピーターを対象とした商売の場合は、過去の購買履歴も重要な販促データとなり得ます。

個人的な話ですが、昨年の夏頃に "Nespresso" という、カプセル式エスプレッソマシーンを購入しました。タンクに水を入れてカプセルをセットして、あとはボタンをポチっ!と押すだけでエスプレッソのできあがり、という、エスプレッソ好きには夢のような(言い過ぎ)機械なのですね。

良くできた執事のような?

で、確か 330 個ほどのカプセルをセットで購入したのでした。これを 3 ヶ月ちょいで消費して、秋頃に 250 個ほど追加で注文したのですね。今回は、ギリギリまで注文を控えていたのですが、そろそろ底をつきそうな勢いになってきました。

「あれは確か翌日出荷だから、休日に届くように今週末にでも注文しようかな」などと考えていたところ、今日、なんと DM が届きました。
もちろん、たまたまなんだと思いますが、過去の購買履歴から一ヶ月あたりの消費量を類推して、そろそろ「在庫」が切れそうな客を選別して DM を送っている……のだとしたら、もの凄く緻密なマーケティングだよなぁ、と妙に感心した次第です。

いや、単なる季節ごとのキャンペーン企画なんだと思いますけどね。偶然……ですよね、さすがに。

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2010年3月24日水曜日

Albert Llovera というラリードライバーのおはなし

Albert Llovera というラリードライバーの話

パラリンピックがいつの間にか終わっていた?今日この頃ですが、Albert Llovera というラリードライバーの話でも。

えーと、まず名前がちゃんと読めません(←)。"LLO" というスペルからはフランスかスペインか、その辺りの筈ですが……。ということで、どこかなー? と思ったわけですが……。

……アンドラでした(←)。

で、アンドラってどこ?

アンドラの場所をご存じ無い方向けに地図をご用意しました。この赤マルのあたりです。
「で、スペインなの? フランスなの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、「いえ、アンドラです」と答えるしか無いわけで。

アンドラ公国(アンドラこうこく、カタルーニャ語: Principat d’Andorra)、通称アンドラ は、ピレネー山中にあり、フランスとスペインに挟まれた国で、フランス大統領とスペインのウルヘル司教を国家元首とするミニ国家である。首都はアンドラ・ラ・ベリャ。
(Wikipedia 日本語版「アンドラ」より引用)
国家元首からしてフランス・スペイン両国並立です。

歴史
8世紀、シャルルマーニュがピレネー山中においたスペイン辺境領の一つ、ウルヘル伯領を起源とする。
のちにウルヘル伯より宗主権を獲得したウルヘル司教と、司教から条件付きで領主とされたフォワ伯爵家との間に争いが起き、調停案として1278年、両者を対等の共同統治者とする宗主契約が結ばれた。その後フォワ伯の権限は、ガストン4世の死後に歴代のナバラ王に伯位とともに受け継がれ、フランス王となるブルボン家のアンリ4世に帰した。王政廃止後はフランス大統領がこれを引き継いだ。
1993年、アンドラは新憲法を制定、ウルヘル司教とフランス大統領を共同元首とする議会制民主主義を敷き、正式に独立国家となった。同年7月、国際連合に加盟。
(Wikipedia 日本語版「アンドラ」より引用)
てな感じで、1992 年までは独立国家ですら無かったという場所でした。

で、何と読むの?

てなわけで、Albert Llovera の話です。日本では「アルベルト・ロベイラ」と書かれることが多いようですが、フランス風だと「アルベールヨーヴェラ」、スペイン風だと「アルベルトジョーヴェラ」あるいは「リョーヴェラ」あたりでしょうか。今年の WRC(世界ラリー選手権)第 2 戦 となった「ラリー・メキシコ」に出てきたのですが、彼はなんと下半身不随で、普段はラリーカーの代わりに車椅子で移動しているそうです。

で、なんで車椅子に?

自動車事故で車椅子生活を余儀なくされるというケースは、例えばアレッサンドロ・ザナルディのケースなんかが有名ですが、Llovera の場合は自動車事故ではなく、サラエボで行われたアルペンスキー(ヨーロッパカップ)スーパー大回転のレース中(異説あり)、コースの整備員と激突して脊椎等を損傷し、下半身不随になってしまったのだと言います。

Web サイトの記述を見ていると、Llovera の事故は「練習中」に起こった、とするものもあります。ただ、ダウンヒルであれば「トレーニング ラン」という練習があるのですが、スーパー大回転では「インスペクション」しかありません。Llovera は 100 km/h 以上の速度で整備員とぶつかったとする記述もあるのですが、であればインスペクションで 100 km/h を出した Llovera にも問題があったと言えるのでしょう。まだ 18 歳だったようですし、とにかくスピードが大好きだったのかも知れません。

ちなみに、先日 J SPORTS で放送された「WRC ラリーワールド 2010 #2」で本人が語ったとされる内容では、「サラエボ・オリンピックの時に~」とありますが、実際には 1984 年のオリンピックではなく、翌年のヨーロッパカップでの出来事だったようです。あまりに昔のことなので、本人も勘違いしてしまっているのでしょうか(←

で、どこが凄いの?

Llovera は 1966 年生まれの現在 43 歳ですが、17 歳の時にサラエボオリンピックに出場し、18 歳の時に同じサラエボで下半身不随の大怪我を負ったことになります。おそらくその前後に車の運転を初めて、4 年後の 1989 年には Rallye Gironella-Caserres(詳細不明ですが、スペインかアンドラの国内選手権でしょうか?)に優勝したと言いますから、その強靱な精神力にはひたすら敬服あるのみです。

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2010年3月14日日曜日

欧州連合の共通語「ヨーロピアン・イングリッシュ」

通貨統合(ユーロの導入)に引き続き、リスボン条約の発効によって新たなステージに進んだ感のある欧州連合(EU)ですが、今度は「共通語」の導入に向けて動き始めたそうです。

以下、当社(誰だよ)が入手した「ヨーロピアン・イングリッシュ」導入への草案をご覧に入れます。

European English:
AS a result of the new Lisbon Treaty signed only last Friday-The European Commission has just announced an agreement whereby English will be the official language of the European Union rather than German, which was the other possibility.
As part of the negotiations, the British Government conceded that English spelling had some room for improvement and has accepted a 5year phase-in plan that would become known as "Euro-English" .

「ついに、リスボン条約が去る金曜日に発効したことを受け、欧州委員会はドイツ語(可能性が示唆されていた)ではなく英語が欧州連合の公式言語となることで合意した、と発表しました。
交渉の過程で、英国政府は英語のスペルに改善すべき点があることを認め、今後 5 年をかけて『ヨーロピアン・イングリッシュ』へと変貌することを受け入れました。」とあります。

確かに英語のスペルはフランス語などと比べ、あまりにあいまいな点が多く、他言語使用者からの批判の的とされていました。有名なジョークとしては "ghoti" などがあります(ちなみに「フィッシュ」と読みます)。

初年度の案「c」→「s」or「k」

では、草案の続きです。

In the first year, "s" will replace the soft "c". Sertainly, this will make the sivil servants jump with joy.
The hard "c" will be dropped in favour of "k". This should klear up konfusion, and keyboards kan have one less letter. There will be growing publik enthusiasm in the sekond year when the troublesome "ph" will be replaced with "f". This will make words like fotograf 20% shorter.

初年度は、軟音の「c」を「s」に置き換えるところから始めます。従って、"the civil servants" は "the sivil servants" になります。また、硬音の「c」は「k」に置き換えられます。これにより "konfusion"(confusion: 混乱)は "klear up"(clear up: 解決)され、そして、キーボードのキートップの数をひとつ減らすことができます(「C」言語は「S」言語になる!?)。

次年度の案「ph」→「f」

次年度は「ph」を「f」に置き換えます。これにより、"photograph" という単語は "fotograf" になり、20 % の短縮が可能となるのでみんな大助かりです。

3 年目の案「二重音字と無音の "e" の廃止」

In the 3rd year, publik akseptanse of the new spelling kan be expekted to reach the stage where! more komplikated changes are possible.

Governments will enkourage the removal of double letters which have always ben a deterent to akurate speling.

Also, al wil agre that the horibl mes of the silent "e" in the languag is disgrasful and it should go away.

3 年目には、新たな綴り字への理解も深まり、より複雑な変更も可能になるだろうということで、「二重音字」と「無音の "e"」が廃止されます。"horrible" も "horibl" になるわけです。

4 年目の案「th」→「z」、「w」→「v」

By the 4th yer people wil be reseptiv to steps such as replasing "th" with "z" and "w" with "v".

4 年目にもなると、人々は「th」が「z」になり、「w」が「v」に変わったとしても、誰も文句を言わなくなるでしょう。

5 年目の案「ou」→「u」

During ze fifz yer, ze unesesary "o" kan be dropd from vords kontaining "ou" and after ziz fifz yer, ve vil hav a reil sensibl riten styl.

5 年目には、「ou」に含まれる不要な「o」が無くなります。そして、この 5 年間で、私たちは本当に「分別のある」綴り字法を持つことになるでしょう。

統一ヨーロッパの夢がここに実現する!

Zer vil be no mor trubl or difikultis and evrivun vil find it ezi tu understand ech oza. Ze drem of a united urop vil finali kum tru.

そこには、もはや問題や困難は存在せず、人々は互いを理解することが容易になったことを知るでしょう。「統一ヨーロッパ」の夢がついに現実のものとなるのです。

Und efter ze fifz yer, ve vil al be speking German like zey vunted in ze forst plas.

そして、5 年が過ぎた後は、私たちが望んだ通り(←)みんなドイツ語を話せるようになる、というわけです(え?)。英語と欧州連合の未来は前途洋々です(←

If zis mad you smil, pleas pas on to oza pepl.. :)

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2010年3月13日土曜日

雑草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡(第 6 回)

「1 個買うより 2 個買うほうが安い」のと同じ

さて、「片道運賃よりも往復運賃の方が安い」という、既定概念を打ち破る斬新な価格設定も見られた名古屋-大阪間の鉄道交通ですが、「どうせ潰れるなら官鉄を潰してから」という、これまた JAL もびっくりの経営戦略?を実践していた関西鉄道も、「鉄道国有法」の魔の手からは逃れることができず、結局「国鉄関西本線」となり、その後国鉄が分割民営化されて今に至ります。

やはりと言うべきか、国営化されてからの関西本線は主役の座を追われ、亀山から加茂(京都府)の間は未だに非電化・単線のまま残されています。官鉄との「出血覚悟」のサービス合戦に敗退(法律により国有化)したかと思えば、あろうことかその後に勃興してきた近鉄との対決が表面化し、完膚無きまでに打ち負かされ、現在に至る、といったところになります。

雑草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡

それを如実に物語る……というわけでも無いのでしょうが、亀山駅を出てすぐの地点で、車窓にはご覧のような風景が広がっていました。
夏場には雑草が生い茂っているだろうと思わせます。

さて、宿場町の玄関駅「関」駅を過ぎ、峠を越えると「加太」駅に到着します。この「加太」駅ですが、「かぶと」と読みます。重箱読みですね。
なんだか、3~40 年から時が止まっているんじゃないか、と思わせる佇まいです。……いい感じですね。ある意味期待通りです。

雑草や 良くわからない 線路の跡(←

さて、「加太」駅と「柘植」駅の間でも、峠を越えないといけません。ここは 25 パーミルの急勾配が連続する「加太越え」と呼ばれる難所で、かつては「中在家」信号場があったところです。

厳密には、今も「中在家」信号場は残っているそうですが、定期列車は全て通過しているそうです。信号場としての役目は事実上終わった、と言えるのかと思います。

「加太」駅を出発して、しばらく車窓を眺めていると、なにやら少し開けたところに出てきました。
見た感じ、以前は線路が敷設されていた跡のようにも思えます。
これを見て、「ああ、やはり中在家信号場は完全に廃止されてしまったのかな?」と思っていると、
待避線と、出発信号機が見えてきました。

ただ、この待避線、明らかに切れてるように見えるんですよね……。単に雑草が生い茂っているだけかも知れませんが、この写真からはプッツンと切れているようにも見えてしまいます。果たして真相はいずこに!?

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2010年3月10日水曜日

旧・関西鉄道の旅(第 5 回)

旧・関西鉄道の旅(第 5 回)

しれっとシリーズもの風にして話を続けます。

バックナンバー(←)はこちら。
新年早々、壮大な思いつき発動す
世界の亀山駅(←
どこへ行くのも 1 時間に 1 本
JR 亀山駅・寸描

さてさて。どこへ行くのも 1 時間に 1 本の JR 亀山駅に、加茂行きのディーゼル車がやってきました。
車体のどこを見ても、オレンジ色の部分が見当たりません。従いまして、これは JR 東海の車両ではなく、JR 西日本の車両です。

JR 東海(在来線)の車両って、ほぼ 100%、オレンジ色のラインが入っているような気が……。

運賃は後払いです

早速車内に足を進めます。
亀山から加茂までは 1 時間とちょいの距離ですが、車窓を愉しむためにはそれなりの席を確保したくなるというものです。ということで、横向きではなく前向きの座席を確保して、そこから車内を撮影してみました。
路線バスのような運賃表があります。ワンマン運転で無人駅が多いようなので、こうするしか無いのでしょう。

二両目は小結車でした(ウソ)

隣のホームに停車中だった車両を撮影したものです。「前頭車」という言葉はちょっと耳慣れない感じがします。

参考までに、広辞苑さんのご意見も伺っておきます。
まぁ、JR は「衝撃する」といった、余所では耳にしないユニークな表現を使う場合もあるので、「前頭車」とか「先行車」が出てきても別段驚くに値するものではないのかも知れません。

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2010年3月6日土曜日

たまには麺類の話

たまには趣向を変えて、食べ物の話でも。

牛すじ担々麺

JR 静岡駅 1F の「万豚記」にて食してきました。
挽肉の入っていない担々麺という時点でちょいとユニークかな、と思うのですが、なかなかクセになります。スパイスがかなり利いているので、辛い物が苦手な人には「担々麺」ではないふつーの牛すじラーメン(だったかな?)がおすすめです。魚介ベースのスープがいい感じです。

さぬきうどん

高松市は春日町の「かすが町市場」にて食してきました。
これは、えーと、確か「ざるうどん・大盛」あたりだったかと。大盛だと二玉、特盛だと三玉が基本だったような気がします(しばらく行ってないので記憶があいまいかも)。

現地に行かれた方はご存じかと思いますが、さぬきうどん店では「うどん」の単価が恐ろしく安いです。利益の大半はトッピングから出ているんじゃないかと踏んでいるのですが、実際はどんなものでしょうか。さすがにうどんを原価割れで出している、なんてことは無いと思いますが……。

ちらっと聞いた話では、そこそこの人気店であれば、相当の利益が出せるそうです。

和歌山ラーメン

和歌山の「井出商店」にて食してきました。かなりの有名店らしいのですが、店構えはご覧の通り、大変慎ましいものです。
麺の写真はこちら。
和歌山ラーメンの多くは「しょうゆ豚骨」とされますが、こちらのお店は「豚骨しょうゆ」と言うべきでしょうか。まぁ、どっちゃでもええと言えばそれまでですが。

お味のほうは奇を衒わず「万人向け」といった感じでしょうか。生理的に豚骨を受け付けない人以外は、たぶん大丈夫だと思います。

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