もっとも、これを「くたびれている」と見るか、それとも「味わいがある」と見るかは個人の自由かも知れません。私はと言えば、椅子やテーブルが少々くたびれていても意に介さない人間ですから、つい好意的に見てしまいます。ここまで来ると「あばたもえくぼ」かも知れませんけどね。
これは、ダブルベッドの間にあるアレですが……そういえば、これって正式には何と言うんでしょう。こちらもなかなか歴史のある佇まいです。あまりに古いものだと、時計が止まっていたり、スイッチが機能しなくなっているケースもあったりして困るんですが、翌朝、きちんと目覚ましも機能してくれました。
Fiber To The Hotel !
さて、そんな歴史を感じる客室ではありますが、「FTTH」完備なのだそうです。「FTTH」の本来の意味は Fiber To The Home ですが、ここだと "Fiber To The Hotel" になるのかも知れませんね。ちなみに、RJ-45 のローゼット(いわゆる LAN ケーブルの差し込み口)は「なんとかテーブル」の下の方にある、と書いてあったのですが……。
なるほど、確かにありました。:)
ヒルトップからダウンヒル!?
翌朝は小雪が舞っていました。これは、別館から見た本館の写真です。"Hilltop Hotel" から雪道を降りないといけないのであれば、まさしく「ダウンヒル」になってしまうなぁ、などと要らぬ心配をしましたが、結論から言えば路上には積雪は無く、杞憂に終わりました。
ライティングには気をつけよう
壁には絵が 2 枚ほど飾ってありました。あわててカーテンをかけたりして、ライティングには気を遣ったのですが……難しいものですね。
朝食とか
朝食は地下 1 階のレストランでいただきました。「和定食」と「洋定食」のいずれかを選ぶことができます。バイキング形式ではありません。最近よく思うのですが、バイキング形式じゃない朝食のほうが、なんか意味もなく格調が高いような感じがして良く思えるんですよね。やはり「客」がウロウロと歩き回っているよりは、ウェイトレスのお姉さんが水とメニューを持って自席まで来てくれる方がどことなくうれしいわけで(偏食が多い人は大変でしょうけど)。
「肩の凝らない心地よい空間」
もっとも、肩が凝るような雰囲気かと言うと意外とそうでもなくて、入り口には新聞(スポーツ新聞含む)が並べてあったりします。「肩の凝らない心地よい空間」なんだなぁ、と思います。「山の上ホテル」が、現代にあっても「いい雰囲気」を湛え続けている要因としては、客室規模がさほど大きくないということと、大型バスで近寄りづらいところにあるような気がします。結果として「団体客」があまり寄りつかず、しっとりとした雰囲気が壊されずに済んでいる、といったでしょう。
Rating
あ、Rating ですね。思うところあって今回から「五つ星」での評価にしようと思っているのですが、「山の上ホテル」は堂々の ★★★★★(五つ星!)ということで。また行きたいです~www.bojan.net
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