えーと……。こいつは良くわかりませんでした。1985 年の作品?のようなのですが、説明文には "The 286/310 system shown here combined an Intel 286 microprocessor and 80287 numeric coprocessor with Multibus architecture, yielding a product with up to four times performance improvement over competitive minicomputer systems." とあります。
英語力が貧困でお恥ずかしい限りなのですが、これは 80286 と 80287 を「マルチバス アーキテクチャ」で結合して、めちゃくちゃええパフォーマンス出したんでっせー! という意味……ですよね?
それにしても、"Intel 286" と "80287" という表記はいただけませんね。当時は "80286" "80287" だった筈なので、素直に "80286" にすればいいじゃないですか。確か 80486 の頃に "Intel 486" (i486)にブランドが変わった筈なので……。
XT バス、AT バス、MCA バス……
続けて、またもゲジゲジお化けの登場です。今ではメモリはマザーボードに「ちょい」と差すのが基本ですが、この頃は "SIMM" "DIMM" という発想が無かったのかも知れませんね。これは「AT バス」(aka. 「ISA バス」)に差すタイプのメモリボードのようですね。「PCI バス」という言葉をご存じの方は多いと思いますが、それ以前に「VL バス」「MCI バス」「EISA バス」「ISA バス」なんて規格もあったのでした。
そういえば「投資場 EMI」という誤植もありましたが
こちらはフラッシュメモリですね。"The Japanese company Toshiba invented flash, but Intel found a more practical, affordable way to manufacture it." なんて書いてあります。基礎研究の結果を応用して大量生産への途をつけるのが得意な筈の日本企業ですが、フラッシュメモリについてはその逆を行かれた、といった感じでしょうか。ガンバレ東芝!(←意地でも 80486
さてさて。1989 年には "80486" を搭載した PC がお目見えします。Intel486™ などと書いてありますが、意地でも「80486」と書いてみたり。それにしても、"Intel customers could choose from a mind-boggling array of Intel486™ processors of different speeds and designed to meet different price-performance needs." という文章、ぶっちゃけ「自画自賛」にも思えるのですが面白いです。「インテルのお客様は、様々な価格やパフォーマンスの要求に応じた、様々なスピードの 486 プロセッサの圧倒的なラインナップの中から選択することができました」といった感じなんでしょうが……。英文の「鼻高々」な雰囲気を損なわずに和訳するのは大変です。
さりげなくプリントサーバ
486 の横には、さりげなくプリントサーバなんかが飾ってあったりします。これ、前のオフィスにもありましたねぇ……。今では、業務用プリンタにはイーサネットの I/F があるのが一般的ですが、当時はこんなプリントサーバをわざわざ別に購入していたのでした。左側のマザーボードは、i860 という CPU のマザーボードですね。これはいわゆる x86 ラインではない CPU なので、あまりお目にかかることは無かったと思います。ワークステーション向けの CPU だったのでしょうね。
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