2009年11月15日日曜日

サンフランシスコ 2009/夏 #62 「Intel Museum Inside」

"Neverlost" は伊達じゃなかった

とゆーわけで、Intel Museum に辿り着いたわたくし。実はカーナビ無しでは辿り着くことができず、サンノゼ市内を何度も彷徨っていたなんてことはくれぐれもご内密に……(←

Intel Museum Inside

で、とりあえず展示内容をご紹介。
まずは 1968 年から 1972 年にかけて。ちょうどアポロ 11 号が月面に着陸しちゃうよ、なんて言っていた頃ですね。えーと、「インテルの創業者達はイケイケどんどんでした」などと書いてあります(←

果たしてアポロのオービターは Intel Inside だったのでしょうか。時期的にはさすがにちょっと無さそうですかねー。

Altair ?

これ、Altair 8800 という PC らしいのですが、初めて名前を聞いたような……(モグリですいません)。それにしても、価格が驚きの $439 というのが。仮に 1$ = \300 としても約 13 万円。驚きの白さ……じゃなくて安さです。あ、1975 年の製品のようです。もちろん性能は「初代ファミコン以下」で、あるいは「任天堂ブロックくずし以下」かも知れませんが。

ゲジゲジお化け(←

8088 Motherboard とあります。えーと、8088 は 8086 の前あたりだったでしょうか。4004 が 4 ビットで、8088 が 8 ビットとか、そんなのだったでしょうかね。「ゲジゲジ」という形容がぴったりくる、今から思えばちょっと懐かしい形状です。

8088 ですが、内部的には 16 ビットで、外部バスが 8 ビットだったそうです。8086 の発表が 1978 年で、8088 は 1979 年に発表されたとのこと。確かに、普通は番号が大きい方が後発ですよね。Peugeot 309 みたいなのは例外中の例外ということで。

初代 IBM PC ?

こちらは初代 IBM PC でしょうか。8088 は IBM 側のバス(XT バス)仕様に合わせて外部バスだけを 8 ビットにデグレードした、ということなのだとか。
ウェハーサイズの変遷が示されています。こんなものの中にどうやったら膨大な数の回路を埋め込める?のか、素人にはさっぱり理解できません(←

そして 1985 年

さてさて。時は流れて 1985 年。この年はカーネルサンダースおじさんが道頓堀に投げ込まれた年でした(←

随分と今風の PC の姿に近づいてきました。なんせ FDD が 3.5 インチですしね(5 インチもあるけど)。なんかエプソンダイレクトあたりでこんなデザインの PC を作ってそうな……(偏見?

ちょっと字が潰れて見づらいと思うので、トリミングした物もお見せしますね。
そう、386(80386)です! とうとう 32 bit 時代に突入です! 当時の動作クロックは 16 MHz だったり 33 MHz だったりしましたね。浮動小数点演算用のコ・プロセッサ(コプロ)なんてものもありました。

自分の話をすると、1992 年に Windows 3.0A を動かした際の PC が、386SX の 16MHz モデルだった……ような気がします。うーん、年を取ったものですねー……。

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