サンフランシスコの夜は更けて
サンフランシスコに帰ってきたのは 20 時頃。バスは参加者をピックアップしたホテルをひとつひとつ回って、参加者を下ろしていきます。サンフランシスコの中心部は道路が狭く、一方通行が多いので、ハイアットに着くのは一番最後ということになりました。とある交差点の角で、ずーっと倒立を続けている黒人の兄ちゃんがいたのですが、そこそこ名の知れた有名人らしく、ガイドさんが「アイツは無職で、いつもあそこでああやってる」と教えてくれました。そういえばセブンイレブンの前にも「乞食」と思しき男性が路上に腰を下ろしていました。サマータイムとは言え、夜の 8 時ともなると、慣れない余所者には少々物騒に思えてしまいます。
ハイアットに着いたので、ガイドさんに精一杯のお礼を言って別れました。
ハイアットの夜
その日(日曜日)は、昼食として Mariposa (地名ですよ)でもらった「幕の内弁当」を食べたっきりで、随分と小腹が空いてきました。ハイアットには上のフロアにレストランがあるらしいので、ちょっと高そうだけどもそこで食べてやるか! と思い、営業時間を確認したところ……。「日曜は休み」
だったことが判明しました。orz
セブンイレブンに行くか、それとも二日連続でバーガーキングに行くか。バーガーキングの隣にピザ屋があった筈だから、そこに行くか。いや、せっかくアメリカに来てるんだし、ステーキのひとつでも食って帰ってやろうか、ということになり、生まれて初めて「ルームサービス」なるものにチャレンジすることに。当たり前の話ですが、英語でオーダーしないといけません。
至誠、天に通ず(←
5 分ほど考えたあげく、他に方法が無いことを悟ったので、思い切ってルームサービスをコールしてみました。「ガチャ。お電話ありがとうございます。只今別の電話に出ておりますので後ほどお掛け直し下さい。お電話ありがとうございます。只今~」てな感じの Pre-recorded Announce が流れてきたので、「ふぅっ」と思いながら一旦受話器を置き、5 分ほど経った後でかけ直しました。
やや(かなり?)しどろもどろなやりとりのあげく、無事「ステーキ食いてぇ」という望みは伝わったようで、「後で持っていくわね☆」という返事を取り付けました。
チップの傾向と対策
約 40 分ほど待たされたのですが、ボーイさんがステーキを持ってきてくれました。日本人……というか、特に私が苦手にしているのが「チップの計算」でして、2 年前にグァムに行った時も計算を間違えた(というか、そもそもその必要性を理解していなかった)こともあり、「今回はどうなんだろう。"Service Fee Included" だったら『チップは不要』なんて話もあるけどどうなんだろう?」などとドギマギしていたのですが……。
ボーイさん(中国系とお見受けしました)が恭しく差し出した伝票には、サービス料とは別に「チップ」の欄が。支払いは部屋付なので、ここに金額を記入すれば良いというのは理解できました。
旅の恥は、こっそりと
何も考えずに、約 10 % 相当の金額を記入したのですが、今から思えば少なすぎたような気がします(相場は 15~20 % という話を耳にしました)。またしても、後悔の残る出来事になっちゃいました。食べ終わった後、机に食器が残ったままというのはさすがに邪魔なので、ルームサービスに電話して食器を下げてもらうことにしました(しどろもどろな英語再び)。白人のご婦人が来てくれたので、チップとして 1 ドル渡したところ、ちょっと意外な顔をして喜んでくれました。
この辺の流儀って難しいですよね(私だけかも)。
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