あれは何だ?
Tunnel View にてヨセミテ渓谷の眺望を堪能していたわけですが、そんな大勢の観光客の視線を奪い、やおらカメラを構えさせた「あるもの」とは、
これでした。:-)
ヨセミテ国立公園の広さは、Wikipedia によると茨城県の約半分ほどと言いますから、なるほど、ヘリコプターで観光というのもアリのような気もしますが、実はそんなに優雅な話では無くて、これ、消火ヘリです。近くで山火事が発生したようで、マセド川(Merced River)から水を汲み上げては消火活動に当たっているのだとか。
カリフォルニア名物の山火事でした
ただ、ガイドさんも話していたのですが、ヨセミテに限らずカリフォルニアでは山火事は日常茶飯事だそうです。もともとが乾燥した土地ですので、火事になりやすいですし、いったん火事になったら盛り上がる……じゃなくて燃え広がるのも早いのだとか。ですから、消火ヘリが出動するのも「そんなに珍しい話では無い」とのこと。あ、せっかくなので、トリミング前の写真もお見せしますね。
ヨセミテの火事は前日に発生していて、ちょうどこの写真を撮ったちょい後に鎮火したようです。ただ、その後各所で山火事が多発したようで、さすがに数日後の地元紙(あれ、名前なんだっけ?)には一面で取り上げられていました。2009 年の 9 月の第 1 週です。ご興味がお有りの方はご確認くださいませ。
チャンスは一度きりだそうです(←
Tunnel View の展望台には、このような花壇?のようなものもありました。Give Plants a Chance ! と書いてあって、何かの植物を植えているようです。これもガイドさんに散々警告された話なのですが、ヨセミテ国立公園では自然破壊に繋がる行為は相当厳しく罰せられるそうです(懲役もアリだとか)。自生している植物を損壊する行為などは以ての外なのですが、何と地面に落ちている松ぼっくりを持ち出すことも NG なのだとか。広大な領域の国立公園はその自然を維持するために、大量の監視員で日々パトロールに当たっているそうです。
さて、Tunnel View を後にして、Yosemite Lodge に向かいます。
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