ケーブルカーに乗ってみたよ
さて。仕組みもある程度わかったことですし、ケーブルカーに乗車です。いや、現地では仕組みはさっぱりわかんなかったですけどね。;p後部のオープンデッキ? に腰掛けたのですが、いやいや、ご覧の通り。そこそこの速度で走っているので、おいそれとは飛び乗れません。んまぁ、ちょっと気合いを入れたら飛び乗れそうでもありますけど(←
目の前の風景はと言うと……。傾斜がいかに急か、わかりやすいデザインの建物ですね。
ハンドルを切って止めるのがシスコ流
路駐をしている車も。フロントタイヤを歩道側に向けるのが、下り坂に止める際のシスコ流。たまに何を思ったか、上り坂に止める際にも歩道側に向けている間抜けな車も見かけますが、これはハンドブレーキ等が壊れて、スキーなどで言う「流れて」しまった際の「流れ止め」です。万一ブレーキが外れた時でも、車道をそのまま「流れる」のではなく、歩道側に曲がって「止まる」ための知恵、ですね。もちろん、歩道の先の建物に突っ込む可能性は高いわけですけど。
まるで西宮北口(←
これは……。California St. と Powell St. の交差点です。で、どちらもケーブルカーが走っています。ということは、ケーブルカー同士が平面交差している、ということですね。「西宮北口」状態です(わかる人少なくなったと思うよ)。ちなみに、ケーブルカーは、例の Epperlsheimer Bottom Grip (「エッペルズハイマー」でしょうか。まさか「エッペルシャイマー」じゃないですよね?)にて、地中のケーブルを掴んで走っています。線路は一瞬切れたところでさほど問題ではありませんが、ケーブルは切れてしまっては一大事ですから、地中で「立体交差」しているそうです。
深度が浅いのは、建設年次が旧い California St. のケーブルなのだとか。ですから、California St. のケーブルカーは、特に何も考えなくても平面交差をクリアできます。
惰性で超える西宮北口(←←
問題となるのは、California St. のケーブルを跨がないといけない、Powell St. のケーブルカーです。ケーブルを掴んだままでは、California St. のケーブルに引っかかってしまいますから、一瞬ケーブルを完全にリリースして、惰性で交差点を通過して、再度ケーブルを掴みに行くのだとか。「惰性で」というところがまるで糸魚川-梶屋敷間です(わかる人そんなにいない筈)。しかし……。写真に見えるのは、Powell St. を南方向に眺めたものです。ということは、例の Burger King の前からやってきたケーブルカーが、この坂道を登り切って、California St. を惰性で通り抜けることになります。
……よっぽどちゃんと助走をつけないと、大変なことになりそうですね。もちろんグリップマンもプロでしょうから、滅多なことではミスはしないでしょうが……。
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