えーと、「ケチ・カス運河」は「ケチ川」と「大カス川」を結んでいる、ということはバッチリ理解できたのですが、問題は「ケチ川」と「大カス川」がどこを流れているのか、さっぱりわからない、というところから始まります。
幸いにして、英語版の Wikipedia には "Ob-Yenisei Canal" という記事がありました……がしかし、あまり参考になることは書いてありません。うーむ、どうしたものか。
Российская Википедия
こうなっては背に腹は代えられません(なんでだ)。Русский 版にチャレンジするしかありません。で、見つかったのが……
(Quoted from Википедия, "Обь-Енисейский канал" )
んー、ロシア語はさっぱりわかりませんけど、えーと、最初は「ロシア」、2 行目が「オビ」、3 行目が「エニセイ」と書いてあるのはなーんとなく想像がつきます。最後の「8 KM」は、文字通り「8 km」でしょう、きっと。
……なかなか情報は見つからないものです。ちなみに他の言語で記事が書かれてないか……と見てみると、
英語と、なぜかオランダ語のみ(笑)。さすがはポルダーと水路の国・オランダですね。:)
Всё об Обь-Енисейском канале ― история, карты, ссылки
というわけで、八方塞がりになりつつあったので、"Ссылки" として紹介されていた Всё об Обь-Енисейском канале ― история, карты, ссылки というサイト(もはやワケがわかりません)を見に行きました。なんだか良くわかりませんが、これは……オビ川流域の地図のようです。よーく見ると域内の南端あたりに "ТОМСК" とあるので、トムスク周辺の地図ですね。
ちなみに、"Всё об Обь-Енисейском канале ― история, карты, ссылки" ですが、「オビ・エニセイ連絡運河の全て - 歴史・地図・リンク」とか言った意味みたいです。
「ケチ」と「カス」の発見
理屈の上では、この地図に示された地域から、東のほうに抜ける運河がある筈、ということになります。そう考えてよーく見てみると……地図の右上のあたりに、色が不自然な部分があります。さらにその近くの河川名を見てみると…… "Кеть" と "Кас" と書いてあります。「ケチ」と「カス」ですね。ようやく「ケチ・カス運河」に辿り着きました……。
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