関西では不定期開催中
http://www.iqtest.dk/ の結果が想定外に良かったこともあり、「なんか面白そうかも」と思ったので、JAPAN MENSA に「次はいつ入会テストするんですか?」と聞いてみました。すると「3 日前にやったばっかなんで、次はいつになるかわかりません。東京だと毎月やってるんですけどねー」との返事を頂きました。そう、関西だと不定期開催らしいのですね(その時は「年に 2 回程度」とおっしゃってました)。ということなので、夏頃に行われるであろうテストを待つことにしたのですが、約 3 ヶ月ほど待った 5 月頃に、「今月、関西でテストをやることになったのですがどうですか?」との連絡がありました。もちろん受けない手はないので、受験を申し込みました。
入会テストについて
メンサの入会テストについては、ただし、メンサで入会資格を判定する際に参照される IQ テストは、ウェクスラーやビネーなど学会のレベルで認められたものに限定されており、メンサが実施する入会テストもそれらに基づいて作成されている。したがって、メンサが実施する入会テストに合格する以外に入会資格を得る方法としては、専門の機関で IQ テストを受け、そこから発行された証明書を提出する以外にはなく、市販のものやネットで公開されている IQ テストの類は、メンサでは一切受け付けない。
なお、メンサの入会テストは受験回数に制限があり、半年の期間を空けて生涯に 3 度までしか受けられない。
(Wikipedia 日本語版「メンサ」より引用)
となっています。入会テストをスキップする方法としては、「専門の機関で IQ テストを受け、そこから発行された証明書を提出する以外にはなく」とありますが、どうやら JAPAN MENSA ではこの手は通用しないみたいです(イギリスのインターナショナル・メンサであれば、こういった方法も取れるのかも知れません)。ちなみに、テストの費用は 1 回 1 万円です。これを高いと考えるか安いと考えるかは人それぞれだと思いますが、試験会場を借りるだけでもそれなりのコストがかかる筈でしょうし、メンサに入りたいなんて酔狂な人間はそうはいないでしょうから、もしかしたら受験者は私ひとりで、大赤字になるんじゃないか、なんて妙な心配をしてました。
円卓の騎士たち
話を少々逸らしますと、"MENSA" という言葉は、ラテン語で「円卓」を意味するのだそうです。だから、"MENSA" や「メンサ」でググると、イタリア料理の店が結構ヒットするのですね。で、指定された日時に指定した場所に行ってみると……なんだか意外と人が来ています。ぱっと見たところ 4~5 人はいるようです。一人が試験官だというのは一目瞭然だったのですが、そう考えると他にも受験希望者がいた、ということですよね。
で、試験会場ですが……、円卓でした(笑)。拘りがあるのか、それとも単なる偶然かはわかりませんが、「試験会場」という雰囲気に似つかわしくないのは事実です。結局、その場には 8~9 人ほどいたのですが、2 人が試験担当者で、残りの 6~7 人が受験希望者でした。老若男女といった感じで、高校生あるいは大学生と思しき人もいましたね。
簡単な問題をスピーディーに解く能力が求められます
所要時間は「1 時間」と聞いていたので、「ふーん」としか思わなかったのですが、テスト自体の制限時間は 30 分程度でした。確か、1 問につき 1 分無かったような気がします。つまり、ある程度スピーディーに答を出していかないといけません。もちろん、この手の知能検査の常として、最初は簡単で、最後のほうになればなるほど超難問が用意されている……筈です。で、いくつか注意事項の説明を受けて、いざ検査開始!となりました。試験担当者の「最初は簡単ですが、後のほうに難しい問題も用意していますよ」という言葉に釣られたのか、周りの人は軒並みハイペースで進んでいきます。そういう自分は、飛ばしすぎだと凡ミスをやらかす、という風に「自分の能力の限界」を自覚しているので、1 問あたり 30 秒近くかけながら、じっくりと問題を解いていきました。
で、感想ですが
……結局、めちゃくちゃ難しい問題はついぞ出ることなく、すんなりと全問解けてしまいました。確か、5 分くらい時間も余ったと記憶しています。感想としては「なぁんだ全然簡単じゃん」といったもので、「これでダメだったら、何度チャレンジしても無駄だから、もうやめとこ」などと思ったものです。「結果は遅くとも一週間以内にはお返しします」との説明を受け、その場はすごすごと引き上げたのでした。
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