2009年5月12日火曜日

国道 152 号線の旅 (4) 「よくできたトラック運転手さんの話」

ぎふ大和 IC にてヤマトのバンを見た(←

川島 PA(東海北陸道)で山菜うどんを食べた後は、ひたすら白川郷 IC に向けて北上します。途中、ぎふ大和 IC あたりで「ヤマト」と書かれた緑色のペースカー……じゃなくてバンに先導されたりもしましたが……。
(画像はイメージです(謎))

よくできた運転手さんの話

ひるがの高原 SA も華麗にスルーし、後続のクルマが飛騨清見 IC(東海北陸道)で流出するのを見届けながら、そのまま北上して未踏区間に入ります。当然のことながら片側一車線、そしてトンネルばかりです。

やがて、一台のトラックに追いつきました。リミッターがかかっているのかちょっとわかりませんが、一定のペースでトンネルを進みます。やがて、トンネルの中に「飛騨河合 PA(まで)500 m」といった看板が出てきます。

前を走るトラックの運転手さん(あえて「さん」づけ)は、なかなかできる人だと見受けました。後続が来ていて道をふさいでいるという認識があったのでしょう。わざわざ飛騨河合 PA に入って本線を空けてくれました。
地図で見るとわかりやすいのですが、飛騨河合 PA って、トンネルとトンネルの隙間に設置されているので、例えば富山方面に流入する車線(南東から北西方向)は、180 度向きを変えてから加速しないといけないんですよね。どーみても R 30 から R 35 がせいぜいって感じで、大型トラックには決して楽ではない急カーブに思えます。にもかかわらず道を譲ってくれたトラックの運転手さんにはとっても感謝です。

長いトンネルは……県境ですら無かった

そう、飛騨河合 IC を抜けると「飛騨トンネル」。前が開けたので何も考えずに突っ込んだのですが、長いんですよ、これが。途中、2 km ほど走ったところで左側側壁に <| 2 km | 9 km |> といったペイントがされているのですが……目が点になりました。まだ 2/11 しか走っていないとわかったわけで。

日本で一番長い道路トンネルは、関越トンネルが 10 km を超えていたと記憶していたのですが、2 km + 9 km だったら 11 km になってしまいます。まさかここまで長かったとは……と焦ってしまいました。

実際には、関越トンネルの上り線が 11,055 m、下り線が 10,926 m、この飛騨トンネルは 10,710 m なので、関越トンネルよりは短かったわけですが。

その、唖然とするくらい長い「飛騨トンネル」を無事抜けると、白川郷 IC が見えてきました。ここで流出して、来た道を引き返す予定だったのですが……また 10 km のトンネルを初めとする「トンネルだらけのルート」を引き返すのもどんなものだろう……と思い始めていました。

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