2009年4月27日月曜日

札幌市白石区菊水の謎

県名ドン!

北海道の地名はアイヌ語に由来するものが多い……という話は昨日も書いていたような。そして、そんな中ひときわ異彩を放っているのが「鳥取」「岐阜」「徳島」「愛知」と言った「県名ドン!」な地名です。あ、これも昨日書きましたね。

埃をかぶる「地名解」←

まぁ、どんな地名がアイヌ語由来で、どんな地名がそうではないかというのは何となくわかるものです(何の説得力もない表現ですいません。ぶっちゃけ眠いもので)。アイヌ語由来の地名は、音の感じも独特なものがありますし、基本的に当て字全開のものが多いですから。「美利河」とか「仁宇布」みたいに、一音節一文字になっているものもありますしね。

樺太の先住民族にニヴフと呼ばれる人たちがいます。かつては「ギリヤーク」と呼ばれていた人たちですが、どことなく「仁宇布」(にうぷ)と音感が似ているのがちょっとだけ気になっていたりします。多分、関係無いんだと思いますが……。いや、調べりゃいいだけなんですけどね。

そういえば、「ギリヤーク」が「ニヴフ」になった理由がわからないですね。まぁ、「エスキモー」が「イヌイット」になったのと似たような所だと思いますが……。あ、もちろんイヌイットやニヴフの方々を貶める意図はこれっぽっちもありませんのでご容赦を。

しかも実は誤訳

で、ですね。北海道の地名には「札幌」や「稚内」のような、アイヌ語全開の地名もあると思えば、「旭川」のようにバリバリ日本語っぽい地名もあります。「旭川」の場合は日本語「っぽい」のがポイントで、実のところはアイヌ語由来の「忠別川」を和訳(しかも実は誤訳)したものに由来する地名なのだとか。いや、これも調べりゃいいだけなんですけどね(二回目)。

旭川の語源は諸説あるが、市の中心部に流れる忠別川をアイヌの人々が「波のある川・波立つ川」の意味でチウ・ペツと呼んでいたこと、これを誤ってチュッ・ペツ(日の川)と訳したことから「旭川」という呼ばれるようになったという説もある。
(Wikipedia 日本語版「旭川市」より引用)
これってまるで○○○の由来みたいですね、と書こうかと思ったのですが、ちょっと面白そうなネタなので明日に回します(笑)(←

勘のいい人なら一発でバレちゃうかも……。そうならないことを祈るばかりです。はげしかれとはいのらぬものを

札幌市白石区菊水の謎

ま、そゆことで(どゆこと?)、アイヌ語由来の地名にも、単純に音コピしたもの(札幌・稚内系)と、まがりなりにも意味コピを試みたもの(旭川系)がある、ということです。中にはハイブリッドタイプ(つまり、両方かかっている「うまい」命名)もあった筈ですが、ちょっと思い出せません。またネタを繰っておきます。

で、今日の本題というか……(ぇ)。北海道に上陸して、最初に違和感を感じた地名が「札幌市白石区菊水」でした。「菊水」と言えば楠木正成の家紋として有名なので、もしかしたら千早赤阪村に縁のある地名なのかな……? などと疑問を抱きつつはや 8 ヶ月が過ぎました。ATOK にも「過ぎたるは及ばざるがごとし」と予測変換される体たらく。明らかに誤用なのですが気にしていてはあきまへん。

おやすみなさい(←

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