箱根湯本駅から強羅(「ごうら」と読みますよ)までは、箱根登山鉄道に乗ります。伊豆箱根鉄道とは違います。ちと紛らわしいですけどね。
人生 50 年、下天の内をくらぶれば……
電車がやってきました。なんか「昭和」って感じがしますねぇ。電車の寿命は 50 年なんて言いますが、この電車はかなり長生きのほうでしょうね。
「織田信長 辞世」で検索しようとして入力したところ、「織田信長 自制」と変換されたのにはグッと来ました。
電車が来るのを並んで待っていた甲斐あって、無事着席することができたのですが、後から後から乗客が増えてしまって……。目の前にお年寄りの女性がいらしたので、寝たふりをするわけにもいかず、にっこり笑顔で席を譲りました。まぁ、そんな日もあります(どんな日だ)。
登山してますですよ
そんな混雑した車内なので、車窓の写真を撮ることすら憚られるのですが、ついカシャリと。うっすらと緑色の鉄橋が見えるかと思いますが(手前の橋は道路橋で、奥のが鉄道橋です)、あの橋がつい数分前に渡った橋なんですね。180 度ターンとともに、最大 80 パーミルの勾配で山を登っていきます……。「登山鉄道」の名に恥じぬ風景です。
来て、去って、また戻って
で、あっさりと終点の強羅に着きます。いや、結構な時間がかかったんですが、なんせ写真を撮れるような雰囲気じゃなかったもので……。さて、乗客を降ろしたこの電車。このまま折り返すのかと思いきや、なんと客を乗せずに戻り始めました。
と思いきや、駅から少し箱根湯本寄りに進んだところで、また止まってしまいました。そして、何を思ったか、また戻ってきます。
どうやらさっきとは別の線路に向かいます。どうも、我々を下ろしたホームが「降車ホーム」で、今から向かうのが「乗車ホーム」みたいですね。何とも面倒くさいことをするものです(笑)。
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