2009年1月29日木曜日

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有徳者必有言と在徳不在険 ~徳山ダムにて中国?の古典に親しむ~

 

シリーズものはさっさと終わらせたほうがいいかな、ということで。岐阜県は徳山ダム周辺の国道 417 号線のトンネルに掲げられた「蘊蓄のあるお言葉」を訪ねてシリーズは、まだまだダラダラと続きます(長いぞ)。

(7) 道場山隧道(北口)

はい。前回から「帰り道」に入っていますが、北から 2 番目の「道場山隧道」北口の写真です。
気になる「蘊蓄のあるお言葉」はと言うと……。
有徳者必有言」と来ました。何だか有識者会議みたいですね。入口の写真をご覧頂いてもお判りのように、「事 故 発 生」と言われかねないような場所なので(← 言い訳 120 %)、説明文の写真などは撮っていません。それどころか、車から降りてません(←

あ、でも、ちゃんとハザードを出して停車して撮影してますよ。もちろん……。

うん、でも、こいつの出典は簡単にヒットしますね。「論語」by 孔子みたいです。そういえばラファエル・ロンゴというサッカー選手が居ましたが、今は何をしてるんでしょうか。

(8) 大徳之山隧道(北口)

はい。次(←
えと、ここも写真はいちまいだけです。なので、拡大(正確には「トリミング」)したものを。
在徳不在険」と来ました。えーと、こいつは「十八史略」の何か、ですね。

十三不塔とは違うようです

てゆーか、十八史略ってなーに?(つぶらな瞳で)

十八史略

『十八史略』(じゅうはっしりゃく)は元の曾先之によってまとめられた歴史書。三皇五帝の伝説時代から南宋滅亡までの歴史を編年体で記述。

中国の歴史を簡単に理解するために正史(次項参照)の中から記述を抜き出して、作られたものであると陳殷はいうが、現在の研究では『資治通鑑』などからの抜書きも多いことが判明しており、野史(勅選書以外の民間人によって書かれた歴史書)も多く取りいれられている。
(Wikipedia 日本語版「十八史略」から引用)
ぬぉぉ……。これって、「出典は日本の歴史からです」って言われているのに等しいノリですよね。……どうやら「在徳不在険」は戦国時代(紀元前 403 年あたり~紀元前 221 年?)の「魏」に関する記述の中に出てくるようですが、春秋戦国はさっぱりわからないのでアレですね(何ですか)。

あ、紀元前 221 年に秦の始皇帝があーちゃらこーちゃら、ですか。ということは始皇帝が出てくるよりも昔の話なんですねぇ。何だか無駄に凄い気がします(←

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