2008年12月23日火曜日

「立山黒部物語」

立山黒部アルペンルートの旅 ─黒部湖~黒部湖─(←

「黒部ケーブルカー」の黒部湖駅にやってきました。

ずいぶん昔。おそらく小学生の頃だと思うのですが、「立山黒部アルペンルート」の何かの写真が、持っていた本に掲載されていました。多分「黒部ケーブルカー」の写真だったと思うのですが、行き先がひらがなで「くろべこ」と書いてあったのですね。「べ」を「へ」と読み違えた私は、「くろへこ」という脱力系のネーミングにウケていた記憶があります。

「だから何?」という話ですね。失礼しました(笑)。

さて、黒部湖駅のケーブルカー乗り場にやってきました。改札はガラス戸で仕切られていて、ケーブルカーが到着するタイミングで開け閉めをしているようです。
で、ガラス戸の向こうはこんな感じ。相変わらずの混雑ぶりです。
当然、次に発車する車両には乗車できるわけもなく、しばらく乗り場で待つことになりました。すると……。
駅員さんが突然現れて、台の上から解説を始めました。さすがは観光鉄道ですね。このあたりのサービスはぬかりないです。

おおよそ 5~6 分ほど、見事な語りを聞かせてくれた駅員さん。感心して聞き入っていると、いつの間にか、改札待ちの客(=私たち)のまわりに駅員さんの数が増えています。そして……。

いきなり自社製作の観光案内本「立山黒部物語」の即売会に(´∀`)
もちろん(?)、当地限定販売なのだそうです(笑)。しかも、日付入りスタンプが押された台紙が着いてくるという特典も(笑)。
「で、結局買ったのか?」って? ええ、買いましたよ。内容や特典(笑)も然る事ながら、駅員さんの絶妙な話術に感服した……というのが正直なところです。一種の「おひねり」みたいなものですね。

奥付をパシャリ(死語?)と。確かに「企画・発行/立山黒部貫光株式会社」とあります。

「貫光」は typo ではなくて、これが正しいです。一種の造語みたいですが……。

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