この「鐘釣」という地名は、黒部峡谷鉄道(の前身となった工事用軌道)の工事中に山肌が崩れ、ちょうど岩が釣鐘型に露出したところを業界人が通りかかって、「これってまるで鐘釣だよねー、ゴイスー」と吐き捨てたのが語源……な訳はありません。
まるっきり嘘(だと思う)なので本気にしないように。
さて。終点の欅平(けやきだいら)に向かうこと無く、鐘釣で降りた人は……こんなにたくさん。
最後尾の車両もガラガラになったので、ちょいと車掌席の写真なども。
これだけの人がどこに向かうかと言うと……。森の奥に進む道は「関係者以外立ち入り禁止」で、みんな坂道を降りて黒部川の河原に向かいます。
何があるかと言うと……。
足湯です。当たり前の話ですが、確かに暖かい……。足湯にもかかわらず全身浴にチャレンジしようとする御仁も見かけたような。あと、日本語が通じない観光客の方々も多く見られました。
帰りの列車もそのうち来てしまうので、そうのんびりもしておれません。もと来た道を戻ります……こんなに急だったのね。
さて、鐘釣のホームで帰りの列車を待っていたのですが、どうにも気になる線路のシミが。向かって反対側だけ濡れているのがおわかりでしょうか?
答はこちら。
ということなのだそうです。この加熱利益は、じゃなくて鐘釣駅は、スイッチバック式だったのですね。
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