2008年9月16日火曜日

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北海道の旅 2008/夏 (27) 「道内各所に点在する『オンネトー』グループの謎」

 

やっとこさ厚床(←

厚床駅前に着いたのは、8/18(火) の 16:30 でした。ってーことは……もう 1 ヶ月近く前のことですね。orz 自己満もココまで来れば大したものです(開き直り)。
もっとも、厚床駅に用があったわけでは無いので、さっさと左折して、一路、納沙布岬を目指したのでした。

楡の木沼の河川(意味不明

とまぁ、こうやって話を進めていけばいいのですが、例によって気になるのが地名の由来。いや、「厚床」とか「厚岸」とかが続いたりすると、気になったりしませんか?

なので、Wikipedia の「厚床駅」の記事なんかを見てみるとですね……。

駅名の由来

駅名は、アイヌ語の「あッ・とク・と・ぺッ(ニレの木の生える沼川)」に由来する。
(Wikipedia 日本語版「厚床駅」より引用)
「楡の木荘の殺人」なんて推理小説もありましたが(はははっ)、アイヌの人にとって楡の木は注目を集める木だったようで、地名に良く出てくる、と「地名アイヌ語小辞典」にも記載がありました。「厚岸」も同じく「ニレの木」由来で、意外なところでは「和寒」(わっさむ)もそうなんだとか。

道内各所に点在するオンネトーグループの謎

厚床から東に延びる国道 44 号線は……それはもう、とてもいい道でした(笑)。なるほど、これだと自動車専用道路は必要ないな、と思えるような、そんな感じでしょうか。

根室湾に繋がる「温根沼」にかかる、「温根沼大橋」の写真です。
北海道ではやたら耳にする「オンネトー」という地名。この「温根沼」もおそらくその関係だろう……と想像はついたのですが、案の定でした。「おンネ」は「年老いている」とか「親」という意味があって、転じて「大きい」という意味にも使われるとのこと。「とー」は「あッ・とク・・ぺッ」にも出てきた、「湖沼」という意味です。

つまり、「オンネトー」は「大沼」という意味になります。

根室は今日もロシアだった

ほどなく、根室の町に入ります。「根室」の語源は……面倒くさいので、どっかで調べてください(笑)。なんでも、いくつか説があって、判然としないのだとか。

根室は、稚内と同じく、ロシアとの国境の街。ですので、街の青看板にもロシア語が並びます(稚内と同じですね)。これを撮影した時間は 17 時ちょうど。根室は日の出は早いけど、日の入りも早いので(かなり東よりですからね)、あたりは少し薄暗くなりかかっていました。
と、下手な写真の言い訳をしてみるテスト。

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