もいっちょ……
「さよならナッチャン Rera」スペシャル、最終回です!今日も、最終回を飾るに相応しい写真を用意しました! まずは T3(3 階)の売店の写真から……。
お店の中に人がいないのは……下船時だから、です。航海中は、ぼちぼちお客さんが入っていました。お土産や「ナッチャン Rera グッズ」を販売していました。なんとなくノートを 3 冊ほど買って、お土産にしましたですね……。
涙ぐましい企業努力?
続けて……。売店の向かい、フリースペースに陣取っていた謎の方々(笑)。思いっきりブレてますが、お祭りモードで何だか楽しそうですね。こちらも下船時の写真なんで、片付けモードに入っちゃってますが……。子供連れも多いこの時期(夏休み)、少しでも?楽しんでもらおうとする努力……なんだと思います。こうなっちゃった(11 月から運休)今から思えば、ちょっともの悲しくすら思えてきますね。
「東日本フェリー」という会社は、国内のフェリー事業から完全に撤退するわけですから、ふつーに考えたら、レイオフが実施されても何の不思議も無いわけで……。
最後は尾籠な写真で
最後に……。T4 のお手洗いの写真など……(笑)。かっ飛びナッチャン!
ナッチャン Rera の航海速力は、約 36 kt(ノット)と言われます。1 kt = 1.852 km/h ですので、36 kt = 66.672 km/h となります。これだけを見ると「ふーん」としか思えませんが、実際に体感してみると……ちょっとビビります。ホント速いんですよ。ちなみに、敦賀-苫小牧東間を 19 時間 15 分で結ぶ新日本海フェリーの「すいせん」の航海速力は 29.4 kt とされます。ただ、これでも就航当時(1996 年)は日本最速だったと言いますから……いかにナッチャン Rera が「かっ飛び」だったか、自ずと知れるというものですね。
現況分析……
聞くところによると、「ナッチャン Rera」は高速だけれども、運賃もやや高いということで敬遠されがちなところがあったとか……。旅客輸送という意味では直接のライバルとなる、青函トンネルを経由する特急「白鳥」の場合、乗車券と特急券を合わせて 5,140 円、乗車時間は 1 時間 59 分だそうです(Yahoo! 路線情報より)。一方、ナッチャン Rera はと言えば、エコノミーの運賃が 5,000 円で、所要時間は 2 時間。ですので、ちょうどイーブンだった、とも言えます(ナッチャン Rera のエコノミーは、9/1 乗船分より 6,500 円に値上げ)。問題は FT の場所で、函館 FT も青森 FT も、駅から歩いて行ける距離ではありません。ですので、駅を起点に考えた場合は、所要時間でも運賃でも、微妙に勝ち目が無かった、とも言えます(その差を埋め合わせるだけの、フェリーならではの「魅力」もあったと思いますが……)。
「高速フェリーは在来フェリーよりも高いから敬遠された」という話も耳にしますが……、少なくとも 4 m~5 m レンジの乗用車で見たところ、金額は似たり寄ったりでした。ということは……、ちょっと良心的な価格設定にし過ぎたのか、それとも高速船への誘導のために運賃を調整したのか、どっちかなんでしょうね。
また会う日まで!
「ナッチャン Rera」は、こんな素人にも魅力的なフェリーなので……、何とか、どこかの会社に受け皿になってもらって、運航を再開してもらいたい……と切に願うばかりです……。www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International
0 件のコメント:
コメントを投稿