2008年6月8日日曜日

「抱徳煬和」の謎

第一回・トンネル単独走行会開催

というわけで、最初の目的地「八草峠」は、単なる「トンネル走行会」になり下がってしまったのでした。ま、しょーがないですね。

もちろん、岐阜県側に入ってから、同じく八草峠を狙うルートも確認しました。岐阜県側は、明確には「通行止め」とはなってなかったように思うのですが、路面には落石が転がったまま、というのを見てしまうと、「この車で来るトコじゃ無いわ」と、あっさりと諦めざるを得なかったのでした。

やっぱ、酷道には 2 輪かなぁ……(ぼそっ)

インプレッサさんとわたくし

旧・坂内村のあたりで、前方にインプレッサの姿を視認しました。青色ではなかったものの、いかにも「頑張りますよ」と言わんばかりの車だったので、しばらくおとなしく付いていったのですが、どうも「道路勘」があまり無い様子。「道路勘」が無いのはこっちも同じなので、別に「先に行かせろ」とも何とも思わなかったのですが、インプレッサはいきなり路肩に車を寄せて「お先にどうぞ」と。

据え膳食わぬは高楊枝」てなわけで(全く違う)、ありがたく先に出たところ、案の定というか、インプレッサさんはしっかり後ろについてきます。「なるほど、ペースカーが欲しかったのね(笑)」と、インプレッサさんの意図を汲み取った私は、窓から腕を出して「あと 1 周」というサインを……送ったりはしませんでした。さすがに。

クラウンさんとわたくしとインプレッサさん

Peugeot 406 Coupe とインプレッサさんが快調に飛ばす中、ほどなく、今度は前方にクラウンさんが登場します。ところがこのクラウンさんがなかなかの逸物で、後続車に気づくやいなや、横山ダムのダム湖(「奥いび湖」と言うそうですね)のほとりのツイスティな道路を、結構いいペースで転がし始めたのでした。結果、3 台とも遜色ないペースで横山ダムまで辿り着いたのでした。クラウンさん侮り難し!

いやいや、リズム(ペース)が合う車ばかりだと、山道のドライブってすんごく楽しいんだな、と、改めて実感できました。クラウンさんもインプレッサさんも、もちろん徳山ダムに向かうわけはなく、横山ダムの先で、そのまま南下してしまったのですが。

「抱徳煬和」の謎

横山ダムから徳山ダムに向かう道は、国道 417 号なのですが、前には、さっきのクラウンさんとは別のクラウンが走っていました。今度はさっきの「クラウンさん」とは全く違って、制限速度に達することが無い安全運転ぶり。しかも、後ろに車がつかえてもお構いなし、というのがちといただけません。インプレッサさんの空気の読めるドライビングが懐かしい限りです。

ほどなく徳山ダムに到着。ダムの資料館、みたいなものがあるんでしょうが、ダム建設のおかげで付け替えられた国道のバイパスがあまりに快適なものですから、そのまま北上することに。
このバイパスには、やはり、トンネルがとても沢山あるのですが、トンネルの入り口に「なんとか隧道」という銘のほかに、左肩に、何かうんちくのある言葉が彫られています。例えば「抱 徳 煬 和」といった感じで。

「抱徳煬和」という言葉の意味はさっぱりわからないのですが、他にも似た感じで「徳」の字を含む言葉?が、トンネル毎に用意されているようでした。「家に帰ってネットで調べりゃ一発でわかるさ」と思って、特に控えてこなかったのですが、意外や意外、この件に関する Web ページを見つけることができずにいます。こりゃ、再訪の上、自分でリストをつくるしかないかなぁ……。

「抱腹絶倒」とかもあれば嬉しい

ちなみに、ドライブしながら思ったことは、「良くぞここまで『徳』のつく言葉を集めたもんだ、と思うけど、『幸徳秋水』とか『彭徳懐』があったら笑えるのに」でした(ぉぃぉぃぉぃ

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