高松に来たならば……
えっと、昨日の話になるのですが(暦の上では一昨日……、気がついたら日付が変わっていたので)、四国は高松まで行ってきました。
日帰り出張というヤツですね。
仕事は 15 時からだったので、とりあえずちょっと前に高松に入って、「
うどんでも喰うか」と。うん、基本ですけど、安くておなかいっぱいなので、やっぱり嬉しいんですよね。
てなわけで、同僚に連れられること 15 分ほど、ようやくお店が見えてきました……。
ぷぷっ(吹笑)。ちょっとアンタ、そりゃあ無いでしょう(笑)。
その店の名は地上最強……
ちょっとファイル同期ソフトが暴走したせいで(泣)写真が無くなってしまったのですが、えーと、こんな店に行ってきました。
「
地上最強のウドン ゴッドハンド」
ふざけた店名もさることながら、のれんのデザインが
最高にバカ(褒め言葉)で……。これはぜひ
リンク先を
クリック!クリック!!ですよ奥さん!
いや、ふざけているのは
店名と
のれんだけで、中はごくごく
正統派の
セルフうどんなのですね。たしか、冷やし醤油うどん(二玉)で 400 円でした。うーん、安くておなかいっぱい(
にこにこ
うどんビジネスの現状を考える
とまぁ、「高松はうどんがおいしくていいですねっ?(
そーですね☆)」というノリの記事ではあるのですが、
リロイ・ブラウンや
チェ・ゲバラで数日間語り続けるこの Blog が、この程度の記事で終わるはずがありません(
とプレッシャーをかけてみる)。
「地上最強のウドン ゴッドハンド」に辿り着いたのが、確か 13 時半頃でした。まぁ、世間一般では「お昼休み」がとうに終わって、後片付けをしながら東海テレビ制作の連続メロドラマを眺めつつマターリする、というのが統計学上標準的な日本の午後だと思うのですが(
意味不明だよ)、やはり、客の入りは寂しいものでした。いや、時間が悪いから当然なんですけどね。
うどん屋のファイナンシャルプランニング
で、ちょっと考えてみました。お店の席数が 35、平均的な客の平均的な購入額を \400 とします。お昼休みのプライムタイムが 12:00~13:00 と仮定して、一人の客が 20 分逗留したと想定してみましょう。
完全に満席だったとして、プライムタイムの来客数は 105 人となります。一人あたり \400 を支払うということですから、\400 × 105 = \42,000- となりますね。
一ヶ月の営業日を 20 日とすると、売り上げは毎月 84 万円となります。お店には店主の男性とは別に、女性従業員が二人ほどいましたので、仮に女性従業員の時給が \850 としますと、5 時間フルタイムで雇用したとして一日あたり \8,500- のコストがかかります。
店も賃貸でしょうから、いくらくらいするのかわかりませんが、仮に月々 10 万円としましょう。原料費も必要ですよね。
がんばれ地上最強のウドン!
ざっと試算してみると……。あれ? 意外と利益が出ますね(ぉぃ。いや、お店で試算した時は「かなり大変だなぁ」と思ったのですが……(実際、うどん屋が店をたたむケースって多いんですよね)。まぁ、「プライムタイムに 105 人」という、夢のようなシナリオで試算しているというのもありますけどね。これで入りが半分だったら、下手したら赤字に近くなる筈です。
というわけで。「
がんばれゴッドハンド!」というオチで締めたいと思います。皆様も、高松にお越しの際には、一度足をお運びくださいませ。
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