2007年11月15日木曜日

緊急来日!「テカムセの呪い」

さて、昨日は、1840 年選出のアメリカ大統領(ウィリアム・H・ハリソン)から、20 年後に選出された大統領が、次々と不慮の死を遂げていったという、「テカムセの呪い」をご紹介しました。お楽しみ頂けましたでしょうか(楽しむものなのか?

テカムセの呪いは解かれたか?

ただ、1980 年に大統領選に当選したロナルドレーガンが天寿を全うしたことで、120 年もの長きにわたって続いた「テカムセの呪い」が、ようやく解かれた、と考える向きもあります。なんせ 120 年ですからね。長嶋さん風に言えば「二度目の還暦」なわけで。

しかぁし、実は「テカムセの呪い」は今もまだ生きているのです!(大発見?)

振り返ってみましょう。1980 年という年を……

ここで、1980 年という年に何があったか、改めて振り返って見ましょう。

実にいいタイミングで、ホルストの「ジュピター」が流れていたり……(笑)。フジテレビの深夜番組「5 年後」のテーマソングだったんですよね。1997 年の視点から、5 年前を振り返るという番組でした。奇しくもちょうど一年前、記事にもしていましたね。明日は仲谷教授の一周忌に当たります。

やっぱ思い出せないので 2000 年に変更(ぇ

と思ったのですが、そんな急には思い出せないですよね(笑)。じゃ、更にその 20 年後、2000 年に何があったか……。2000 年と言えば、かの「2000 円札」がデビューした年でしたね。平成で言えば 12 年です。平成と言えば、「平成おじさん」こと小渕恵三が首相をしていましたね……!

もうお気づきですね? そう、2000 年は、当時の総理大臣だった小渕恵三が倒れ、程なく死去した年だったのです。となると 1980 年は……!

「テカムセの呪い」来日!

そう、1980 年には、総理大臣だった大平正芳が、心筋梗塞で死去していたのでした。現職の総理が急死したのは 1932 年の犬養毅が、5・15 事件(「話せば分かる」「問答無用!」でおなじみ)で暗殺されて以来のことでした。

そして、ちょうどその 20 年後に小渕恵三が病に倒れ急死。これは、「テカムセの呪い」が海を越えてやってきたと考えても良いのではないでしょうか。

え? 「テカムセの呪い」は、その年に大統領が死ぬわけじゃないって? それは……、日本の総理大臣がコロッと変わる習性に合わせたものでしょう。日本の総理大臣が突然替わるのは、皆さんもよーくご存じの筈。突然政権を放り出したりしてね……。

The wishes run faster than the lights.

で、「光速度の不変」の話でしたね……。「《のぞみ》は《ひかり》より速い」とは良く言ったもので(ぇ)、「テカムセの呪い」は 120 年もの長き時を経て、遙か太平洋を越えて日本にやってきたのでした。「意志の力」は、光より速いかは別にしても、かくも凄まじいパワーを秘めているものなのですね……。

あ、英文法が合ってない可能性が高いですが、そこは生暖かい目で見てやってくださいね。

ちなみに、Wikipedia の「特殊相対性理論」のページには、「光速度の不変」について、「質量を持った物体は光速を決して超えることができないことも示された」と記載されています。

「呪い」や「意志」、「のぞみ」といったものは、質量を持たないので、仮に光速より速いとしても、何の問題も無いのでした。ちゃんちゃん

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