売店にてソフトドリンクを味わう
さて、人の気配が感じられない太平洋戦争国立歴史公園を後にして、私を乗せたタクシーは、マリンドライブって言うんでしょうかね、海岸沿いの幹線道路を東に向かい始めました。途中、日本で言う「酒屋さん」のような売店があり、運ちゃんはその店の前にタクシーを乗り入れました。「ノド渇いたでしょ?」とのことで、運ちゃんに連れられるままに店内へ。うん、色々ありますね。運ちゃんが何を頼んだかは覚えてないのですが、私は確かダイエットペプシを頼んだような気がします。うん、ダイエットペプシの味でした(← 当たり前)
駐車場脇でペプシを一気飲みした後、空き缶を捨てようと思うと……ゴミ箱が無いわけで。運ちゃんは、空き缶を店の軒先に置いてそのまま去ろうとするので、「これでいいのか?」と聞いてみたところ、「問題ない」とのこと。なるほど、問題ないのか。そうか。うむ。
異常事態発生!
てなわけで、人類に欠くことが出来ない「水分」(「糖分」に非ず)を補給した我々は、一路東に向かって幹線道路(二車線)を走り出したのでした。すると突然、車の後方から異音とともに振動が。車はたまたま左車線(日本で言う「追い越し車線」相当)を走っていたので、右側の路肩に車を寄せることはできないと判断し、運ちゃんは車を左折車線に入れて、すぐさま停止したのでした。
車から降り、後ろを確認した運ちゃん。曰く、「タイヤ、パンク、しました」と(笑)。「ホント申し訳ナイデス」と平謝り。
とは言え、道路の真ん中(日本で言う「右折車線」だと理解してください)でタイヤ交換をするわけにもいかないので、一旦本線に戻り、右側に車線を変更し、ほどなく林道(あるいは私道?)のようなところを折れていきました。
必死にタイヤ交換をする運ちゃんの図
わざわざタイヤを替えるだけなら、なにも人っ気の無い林道?に車を入れる必要は無いわけで、「ついに身ぐるみはがされるか!?」と、ちょっぴり緊張したのも事実だったりしますが、何のことはない、運ちゃんは安全な場所で黙々と作業を始めたのでした。問題のタイヤ
身ぐるみでもキグルミでもなく、トレッドがはがれて、コードが見えちゃってます。微妙に不安定なところに車を止めて作業を行っていたので、二度ほどジャッキが外れる危険な場面もありましたが、何とか無事に終わり、タクシーは再び走り始めたのでした。
タクシー定額制あれこれ
その後、「横井庄一記念館があるんだけど閉鎖中」なんて話を耳にしながら、タクシーはアウトリガー・グアム・リゾートに戻っていったのでした。そうそう、今回のチャーター?は、「100 ドルで」という形の定額制だったわけですが、これ、どうやらグアムでも適法ではない(びみょーな表現)ようですね。乗車してから少したったタイミングで、運ちゃんが「コレ、つけとかないと怒られるから。100 ドルでいいから」と説明をしながら、メーターをオンにしていました。
そういえば……。昨年、台北に行ったとき、ホテルから中正国際空港(当時)までタクシーを走らせたのですが、その時は、最初っからメーターは回っていませんでした。途中で気がついて、「メーター倒さなくても大丈夫なのか?」と聞いたところ、「いいのいいの。問題ない」と言ってましたが……。お国柄、なんでしょうかね?
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